未来を担うロボット工学目指す進路は専門?大学?

未来を担うロボット工学目指す進路は専門?大学?

災害現場など人が立ち入ることのできない場所で、ロボットが人を助けたり現場を調べたりというように、ロボットの活躍する場面が多く見られるようになりました。

それに伴い、「ロボット工学」を学びたいという需要も大きくなっています。

では、将来ロボットに関する仕事に就きたいとなった時、どんな知識が必要となるのでしょうか?

進路先とカリキュラムについて詳しく調べてみましょう。

ロボットに関わる仕事って何があるの?

まずは、ロボットに関わる仕事に就いてご紹介します。

・ロボット開発のエンジニア

ロボットの開発・設計を行うのが、エンジニアの仕事です。ロボット本体の設計から実際に動かすためのプログラミング、またそれに伴うセンサーの開発など、行うことは多岐にわたります。

ロボットが活躍する現場も、物を組み立てる製造現場から人命救助の災害現場、介護をサポートする介護現場など、さまざま。そのため、ロボット開発のエンジニアは、幅広く深い知識を持っている必要があります。さらに、すでにあるものと比べより良い開発が求められるため、独創的な発想力も求められています。

・プログラマー
プログラマーは、エンジニアの指示に従い、プログラミング言語を用いてプログラムの記述を行います。また、システムのバグを発見したり、修正したりすることも仕事です。

プログラミングには、100種類以上の言語があるとされており、開発されるものによって使用される言語が異なります。さまざまなジャンルで活躍できるプログラマーとして働くためには、多くのプログラミング言語を取得していることが求められます。

・設備保全員
設備保全員は、ロボットを稼働させるにあたり日常的・定期的な点検やメンテナンス、必要に応じた修理を行うことが仕事です。設備保全の現場では、小さな見落としが大きなトラブルにつながることもあります。そのため、ちょっとした不調や違和感に気づき、些細な違いを見落とさずに察知する洞察力が求められます。

ロボット業界につながるための勉強は

ロボット開発には、工学の中でも最先端の知識が求められます。工学系・工業系の専門学校や大学に進学し、基礎知識を積む必要があります。

・工学科で基礎を学ぶ

大学または専門学校にて、工学の基礎科目を学びます。プログラミングなどロボットに直接関係するもの以外にも、電子回路や材料力学といった製品を作るための基礎知識を身に着けます。

・ロボット工学を学ぶ

工学で学んだ基礎を元にロボットの設計や製作、プログラミングを学びます。基礎から発展した、実践的な内容を学びます。

専門学校と大学、新制度専門職大学 それぞれの特徴

ロボットを学ぶ場は、他の分野と同じく専門学校と大学があります。

それぞれの特徴を元に、進路先の候補としてどちらが合っているのか参考としてみてください。

・専門学校で学ぶ

専門学校は、学問としてよりも職業訓練のようなカリキュラムで授業が組まれていることが多いです。

実際に実務として使える知識や経験が積めることが、魅力の一つです。

また、専門学校は就職のサポートが手厚い学校が多いです。

・大学で学ぶ

大学は、学問としてロボットを学ぶので、一点に集中した実務に近い学びというよりも、複合的な知識を蓄える学びになります。IT知識を身に着けながら、情報工学や機械工学といった関連する知識を広く学べることが魅力です。

・専門職大学で学ぶ

専門職大学とは、2017年に誕生したばかりの新しい学びの場です。大学という位置付けながら、専門学校のような職業に直結した実践的な学びを受けることができます。そのため卒業時には、学位として「学士」の資格が取得することができます。

ロボットの専門的な知識を学びつつ大学卒業の資格も欲しいという方におすすめです。

また、企業と連携した実践教育を行っているので、専門学校のように就職に向けたサポートも手厚いです。

ロボットに関わるため進学前にできること

ロボットを学ぶ場は、豊富にあります。専門学校や大学に進学する前に、以下のことにあらかじめ取り組んでおくことで、よりロボットに関わる仕事に就ける可能性が高まります。
今から取り組めることをご紹介します。

受験勉強

当然ですが、受験勉強に取り組むことは重要です。ただ単に、進学先に合格するためではありません。受験に必須である数学や物理の知識や、勉強に伴い身に付く論理的思考力はロボット工学につながります。基礎を構築することで、より発展的な学びが得やすくなります。

プログラミングに挑戦

パソコンが1台あれば、プログラミングに挑戦することができます。最近では、プログラミングを学べる無料の学習サイトも増えました。そのため、基礎であれば独学でも十分なスキルを身につけることが可能です。
将来、仕事として直接開発をするつもりはなくとも、ロボット工学を学ぶのであれば一度試すのをおすすめします。

ロボット業界の動向をチェック

最新のニュースなどから情報を得て、ロボット業界の動向をチェックします。
ロボット業界は、目覚ましい進化を遂げています。最新の情報や技術も、ほんの少しの間で古いものに変わってしまう可能性があります。また、ロボットに関わる情報を取り入れることで、将来開発してみたいものが見つかるかもしれません。
進学先や就職先で困らないためにも、常に新しい情報を取り入れてください。

まとめ

ロボットに関わる仕事内容とその知識を学ぶ学校について、いかがだったでしょうか?

新しくできた新制度の専門職大学は、大学と専門学校両面の利点があり、とても魅力的ですね。

これから先、ロボット工学の需要もより高まっていくと予想されるので、進路として考えている方はぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?

自宅で学ぶ男性の写真