法律・財務・経理系の資格では、取得するまでに長い時間がかかり試験の難易度も高く、独立開業できるものから比較的働きながら独学や通信講座で勉強して取得できる簡単なものなどいろいろあります。
経理事務の仕事では、簿記が有名です。経理事務で就職・転職する場合は、2級以上あれば有利だといわれています。簿記3級は独学でも取得しやすく、通信講座の経理関連のジャンルでは人気が高いです。2級以上は難易度が高くなるため、専門学校の講座を受講して取得するケースが一般的です。履歴書に記載できるのは2級以上からといわれています。
独立開業できるものでは、会計士や税理士が有名です。会計士は財務や経理のなかでも最も難易度が高く、合格率も低いです。取得までに10年以上かかることもあります。そのかわり取得すれば監査法人などで働くことができます。法律系では弁護士や司法書士、行政書士がありますが、その中でも業務内容の範囲が広く難易度が一番高いのが弁護士です。行政書士や司法書士を経て、最終的に弁護士を目指す人も多いです。以前は弁護士は医師や公認会計士とともに代表的な高収入の職業のひとつでしたが、最近の法曹界では弁護士が供給過剰になってきており、サラリーマンよりも年収が低い弁護士も増えています。